今日は、ピーター・セージさんの
『自分を超える法』をご紹介したいと思います。
○ 新たな視点でビジネスを考えたい人
○ 今の自分より大きく成長したい人
○ 達成したい目標がある人
には、とてもおすすめの本です。
アンソニー・ロビンズの史上最年少トレーナー

タイトル:自分を超える法
著者:ピーター・セージ
発行日:2011.7.22
発行所:ダイヤモンド社
この本の著者は、
世界No.1コーチと呼ばれている
アンソニー・ロビンズの
史上最年少トレーナーである
ピーター・セージさんです。
お金をかけずに起業するプロらしく、
かなり頭の回転が速い人なんだろうなと
読みながら思いました。
人間が行動する6つの欲求(シックス・ヒューマン・ニーズ)

最初のセクションに、
「成功の心理学」ということで、
人間の心理についてお話されています。
人間が行動する欲求は、6つあるそうです。
人間が行動する6つの欲求(シックス・ヒューマン・ニーズ)
1.安定感・・・安定したいというニーズ
2.不安定感・・・変化がほしいというニーズ
3.重要感・・・価値ある存在でありたい、自分は特別でありたいというニーズ
4.愛とつながり・・・愛されたい、誰かとつながりを持ちたいというニーズ
5.成長・・・成長したいというニーズ
6.貢献・・・何かに貢献したいというニーズ
この6つの欲求の中で、
人が1番重視するのが「安定感」です。
就職先を決めるとき、
1番安定して稼げそうな会社を選ぶのも、
この「安定感」が重視されている結果ですし、
恋人を決めるとき、
1番安定してお付き合いができそうな人を選ぶのも、
この「安定感」が重視されている結果です。
だけど、ずーーーーっと安定していると、
人は「不安定感」が欲しくなります。
言い換えれば、
「刺激」が欲しくなります。
あるあるですよね(^^;)
だからと言って「不安定感」ばかりでは、
人生は荒れた海を航海するような、
波乱万丈な人生になるでしょう。
大切なのは
「安定感」と「不安定感」の「バランス」
です。
人は誰でも、
「安定感」と「不安定感」の
「バランス」を取りながら生きています。
「安定感」に傾いている人は、
大企業のサラリーマンを選択するでしょうし、
「不安定感」に傾いている人は、
起業の道を選択するでしょう。
人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる不安定の量に正比例する。
『自分を超える法』ピーター・セージ 著 ダイヤモンド社
「安定感」が根底にありながらも、
少しだけドキドキする、くらいが
実はちょうどいいのかもしれません。
大切なのは「自分の成長」

わたしがこの本の中で、
1番の収穫だと思ったのがこの言葉です。
私が目標を設定する目的は、それを達成するためではなく、そこに向かう過程で「自分がどのような人間になれるのか」を発見するためだからです。
『自分を超える法』ピーター・セージ 著 ダイヤモンド社
大切なのは、目標達成ではなく、
「目標に向かう過程」で
自分の成長を発見することなんです。
人は、ついつい結果を求めてしまいます。
結果が欲しいからこそ、
目標を立てて、
それを達成するために頑張ります。
だけど、
「いつになったら達成できるんだろう?」とか
「早く達成しなければ!」と、
焦ってしまうこともありますよね。
そんなとき、
この言葉はとても励みになると思います。
大切なのは「目標達成」ではありません。
その過程で「成長すること」です。
ホッとして、少し肩の力が抜けますよね。
わたしは、
「わたしらしく頑張ろう」
という力が湧いてきました。
全体的にこの本は、
著者の「名言」が多いと感じる本でした。
ビジネスに役立つ情報が多数あり、
しっかりと読み込んで実践したら、
効果がありそうだなと思いました。
意識高く、ビジネスの勉強がしたい方には
とてもおすすめの本なので、
気になった方は、ぜひ読んでみてください。
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