『なぜかうまくいく人のすごい無意識』梯谷幸司 レビュー

潜在意識

今日は、梯谷 幸司さんの
『なぜかうまくいく人のすごい無意識』を
ご紹介したいと思います。


○ 叶えたい夢や目標がある
○ 無意識を使いこなしたい
○ 充実した人生を歩みたい


という人には、とてもおすすめの1冊です。
 

無意識上級者にもおすすめ


タイトル:なぜかうまくいく人のすごい無意識
著者:梯谷 幸司
発行日:2018.11.1
発行所:フォレスト出版


梯谷 幸司さんは、人間心理、言語心理学、催眠療法、
NLP(神経言語プログラミング)などを極め、
独自の成功理論「梯谷メソッド」を確立された方です。


クライアントさんの潜在意識を活用し、
48,000人以上の方の
セルフイメージ変革を成功させたそうです。


梯谷 幸司さんの本は、初めて読んだのですが、
内容が濃すぎて、すごすぎて、
これから全ての著書を読破する予定です。

無意識のクセを見極める

本書でポイントとなるのが、
メタ無意識」です。


メタ無意識とは、潜在意識(無意識)の
さらに奥にある意識のことです。


メタ無意識が、
わたしたちの根本的な考え方のベースとなり、
それが、言葉となり、行動となって、
人生に影響を及ぼします。



このメタ無意識を、
うまくいく(成功する)ものに変えていこう!
というのが、本書の狙いです。


今日は本書で紹介されている
無意識のクセのうち、わたし自身が
特に大きな気づきを得たクセについて
紹介したいと思います。

どちらを重視するか

人間重視型
行動するとき、体験の途中に焦点が当たっていて、
楽しさ、ワクワク感、充実感、不安や恐れがない感じ、
安心安全な感じなど、人間的な感覚を得ることを
重視するパターン


物質タスク重視型
行動するとき、体験のあとのことに焦点が当たっていて、
「それをすることで収入や評価はどうなるか」
「それをすることでどのような問題やリスクを回避できるか」
など、物質的かつ現実的な結果やタスクを重視するパターン


この2つの説明を読んで、
あなたは自分自身がどちらのパターンで考え、
行動することが多いですか?


わたしは最初の、人間重視型のことが多いです。


何かを手に入れるためとか、
目的を持っての行動もしますが、
その行動自体には、それをやっているときの
楽しさや充実感を求めています (;-∀-)


むしろ、その楽しさや充実感がなければ、
手が止まり、足が止まり、
行動を続けられなくなってしまいます。。。


流れから分かるかもしれませんが、
人間重視型と物質タスク重視型では、
物質タスク重視型の方が、うまくいくパターンです。


ここで、
「あぁ、わたしは人間重視型だからダメだ…」
と思うのではなく、


人間重視型で考えてしまっていたことに気づいたら、
物質タスク重視型で考えるように
その都度修正していけばいいわけです。


これを読んだとき、
「だからわたしは大きな結果や成功を
手に入れられていないんだなぁ」と思ったのと同時に、
これから修正していけばいいんだ!という
新たな希望も得られました。


この他にも、
本書では14のクセについて書かれています。


それぞれ、具体的なエピソードや例が書いてあり、
とても分かりやすいです。


自分がどっちのパターンなのか、
そして、どっちのパターンが
うまくいくパターンなのか、が分かり、
とても面白いです。


全てのクセを、
うまくいくパターンにすることができれば、
人生はめちゃくちゃうまくいきそうです(´ω`*)

セルフイメージを統一し、同じ方向に向ける

わたしたちの願望がなかなか叶わない理由の1つに、
正反対のことを願っている、
ということが挙げられます。


例えば、
結婚したいけど、1人の時間がなくなるのは嫌だ。
とかです。


結婚したい、という願いと、
1人の時間を確保したい、という願いが
綱引きをしている様子を
イメージしてもらうといいかなと思います。


力の方向性が真逆なので、
行ったり来たりしているだけで、
どちらにも進んではいきませんよね。


このような感じで、わたしたちは、
意識していないと、四方八方に
エネルギーを向けています。


すると、エネルギーが分散されているので、
なかなか1つの大きなことが成し遂げられない、
ということが起きてしまします。


エネルギーを1つの方向に統一することで、
レーザー光のような馬力を発揮する

と著者は言います。


具体的に言うと、セルフイメージを、
自分の環境レベル、行動レベル、能力レベル、
信念・価値観レベル、自己認識レベル、
スピリチュアルレベル全てにおいて統一して、
同じ方向に向ける、ということです。


「痩せたい」と言いながら、
お菓子をたくさん食べているのは、
セルフイメージの方向性がずれています。


もし「痩せている自分」という
セルフイメージが本当にあるなら、
お菓子をたくさん食べるという
行動はしないはずです。


「痩せている自分」というセルフイメージを持ち、
行動レベルでも、そのセルフイメージを維持する。


それはつまり、
「定期的に運動をして、食事に気をつけている」
という行動になるはずです。


わたしたちは、普段、
「自分の人生の目的は何か?」とか、
「自分がどんな存在であるか」なんて、
考えずに生きていることが多いです。


でも、そこをしっかり考えて、
自分の思考・感情・言葉・行動を、
人生の目的や在り方に沿ったものにしていけば、
なりたい自分になることは簡単なんです。


たくさんの知識と驚きが詰まった
面白い本でした(´ω`*)
興味が湧いた方はぜひ読んでみてください。


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