『数値化の鬼』安藤 広大 レビュー

ビジネス

今日は、発売から1ヶ月で12万部を突破した
安藤 広大さんの『数値化の鬼』を
ご紹介したいと思います。


○ 仕事で成果を出したい人
○ 叶えたい夢や目標がある人
○ 数字に苦手意識がある人


に、おすすめの1冊です。
 

「数字で考えられる」ことが大切

タイトル:数値化の鬼
著者:安藤 広大
発行日:2022.3.1
発行所:ダイヤモンド社


この本は、サラリーマンの方、
フリーランスの方、経営者の方などの
ビジネスマンはもちろん、
学生や主婦などにも役立つ内容になっています。


それは、目標を達成したり成長したりするのに
「数字と向き合う力」は外せない能力だからです。



「成功するためには、数字と向き合うことが大切」
とよく言われますよね。


では、「数字と向き合う」とは、
具体的にはどのようなことなのでしょうか?


それが、この本には
順番に体系立てて書かれています。


著者は、
数字は、「不足を見るためのもの」だと言い、
「仕事ができる人」「急成長する人」には、
物事を「数字で考えられる」という共通点がある。

と言っています。

数値化とは

「仕事ができる人になる」ために大切なのは
・数値化された評価を受け入れる
・自分の不足を数字として受け入れる
ということです。


それを踏まえた上で、
次の1~5のステップを踏んでいきます。


1.「行動量」を増やす
2.「確率のワナ」に気をつける
3.「変数」を見つける
4.「真の変数」に絞る
5.「長い期間」から逆算する


このステップを順に踏んでいくわけですが、
その前に大切なことがあります。


タイトルにもある「数値化」とは、
一体どういうことか?ということです。


著者は、こう言っています。

数値化とは、「PDCA」を回すことである

『数値化の鬼』安藤 広大著 ダイヤモンド社

恐らく、何度も聞いたことがあるであろう
「PDCA」が出てきました。


PDCAが何か、
分かっている方も多いと思いますが、
念のため…。


P(プラン):計画ー数値化された目標
D(ドゥ):行動ー計画をもとにした具体的なプロセスや行動
C(チェック):評価ー上司が与える評価や、自らによる振り返り
A(アクション):改善ー評価をもとにした反省と次の改善点


「PDCAを回す」というのが基本です。


「仕事ができる人」になるためには、
PDCAを回しながら、先ほどのステップを
踏んでいくことが大切になります。



わたしは、PDCまでは割とできるのですが、
Aがとにかく苦手です。


以前、保険営業の仕事をしていたときも、
月の売上目標や売上件数目標に対して、
日々行動をどうするか、という計画を立て、
実際に行動に移して、自分でチェックする、
というところまでは順調にすすむのです。


ですが、チェックした内容をもとに、
次にどうしていくか、どう改善していくか、
どうしたらもっとよくなるか、というのを
考えるのが苦手でした。


そんなわたしが、この本で、
特に勉強になったのが、
3.「変数」を見つける です。


この「変数」について、
詳しくお話したいと思います。

変数とは

世の中には、
「変えられること」と「変えられないこと」があります。



言い換えると、
「自分でコントロールできること」と
「自分でコントロールできないこと」とも言えます。


世の中には、
「変えられないこと」を変えようとしたり、
「変えられること」を変えられないと思い込んで
苦しんでいる人が多いです。


例えば、「売上が落ちたのは雨のせいだ」
と言っても、天気は変えられません。


「仕事がうまくいかないのはコロナのせいだ」
と言っても、世の中の状況はコントロールできません。


逆に、「これ以上利益率を上げるのは無理だ」
など、自分で制限していることもあります。


「変数を見つける」というのは、
「変えられることを見つける」ということです。
そしてそれを、工夫して変えていくわけです。



ここで、著者の言葉を借ります。

「仕事のどこを変えればいいのか」これを考えるのが、いわば仕事の醍醐味です。

『数値化の鬼』安藤 広大著 ダイヤモンド社

この一文、わたしの胸にぐっときました。


どうしたらこのゲームをクリアできるか?
という情熱と同じように、
どうしたら目標が達成できるか?
と考えて、行動し、クリアする。


そう考えたとき、
「数値化」と「仕事」は、
もっともっと楽しめるという可能性を感じました。



「変数を見つける」ためには、
仕事のプロセスを細かく分割してみて、
それぞれの工程での問題点を整理し、
「なぜ?」を繰り返すことです。


「ここを変えるといいんじゃないか?」
という仮説を立てて、行動してみて、
目標の達成に数字としての変化があったら、
それが「変数」だった、ということです。



なんだか、物理学者みたいですね。
わたしの頭の中には、
ガリレオの湯川先生が浮かびました。笑


ここまでの話を考えてみると、
わたしはどうやら、
変数を見つけるのが苦手で、
変数を仮定して次の行動に移してみる、
というのができていなかったようです。


それはきっと、
わたしの「完璧主義」の部分が
邪魔をしていたのではないかと思います。


「もしこの変数(仮定)が違ったら?」
という考えが頭に浮かんでしまい、
もし違ったとしたら、
今からする行動が無駄になってしまう、
と思って、次の行動ができなかったんです。



PDC、ときて、頑張ってAまでいき、
かろうじて次のPまでいったけど、
次のDに二の足を踏んでいたのだと思います。


D:行動ができない理由の1つには、
Pの段階であれこれ考えてしまう、
ということがあります。


これは、「完璧主義」や「失敗したくない」
という思いが強いことが原因です。


もっとライトに、
ある意味ゲームのように、
楽しくPDCAを回していきたいと思いました。

まとめ

この本は、普段から
「SMARTの法則」を使って目標を立てている、
というような、数字を扱うことを
日常的にしている人にも勉強になる本だと思います。


実際に、わたしは、
SMARTの法則を使って目標を立てています。


この本では、「ただ数値化する」のではなく、
数字との向き合い方、数字の取り扱い方が学べます。



数字は、「安心するためのもの」ではなく、
「不足を見るためのもの」という、
著者の言葉が心に刺さりました。


数字を脇に置いて、
感情だけで考えてしまうことも
ときにはあると思いますが、
最後に著者の言葉をシェアしたいと思います。

数字に表れない「やりがい」や「達成感」は、数字を追いかけた先で、ふと振り返るとついてきているものです。そして、その逆はありえません。

『数値化の鬼』安藤 広大著 ダイヤモンド社

わたしはこの本を読んで、
もっともっと仕事を楽しみたいと思いました。


それは、数字と向き合い、
PDCAを回しながらステップ1~5を
踏んでいくことで達成できると思います。


仕事、そして人生を、
今まで以上に楽しみたいと思う方に
おすすめしたい本です。


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